story38

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くすんだ心まで明るくなるよう

肌測定のキャンペーンをしていた日のことです。店頭を行き交う人の中から「お肌の測定をされてみませんか?」とわたしがお声がけしたのは、肌がキメ細かく美しい、50代くらいの女性でした。「肌測定なんてしたことないけど、お願いしようかしら」と興味を持っていただけたようで、測定をしながら色々とお話しを伺いました。

お話しをするうちに、その方は素肌よりメイクの方にお悩みがあることがわかりました。これまでひとつのファンデーションを何十年も使い続けてきたものの、素肌より肌色が悪く仕上がるようになり気がかりだったこと、わざわざ店員に相談するのも恥ずかしく、そのままだったことを教えてくださいました。「それでしたら是非、お客さまにお似合いになる色をご提案させてください」とビューティーアナライザーで肌に合う色を確認したうえ、左右異なる色をつけて実際の仕上がりを比べていただきました。鏡をのぞき込みながら「ファンデーションの色でこんなにも顔色が違って見えるなんて・・・」と驚くお客さま。そして「相談して本当によかったわ」と、喜んでお買い求めいただきました。

後日、なんと、そのお客さまが「お礼の気持ちです」と直筆のお手紙をくださいました。そこには、「これまでの私は、女性としての自信を持てずに、身も心もくすんで、それが表情にも出ていたような気がします」というご自身のお話しとともに、

「あなたと話しているとくすんだ心まで明るくなるようでした」

というありがたいお言葉が!

というありがたいお言葉が!さらに「普段なら断ってしまう店員さんからのお誘いも、あの日『お願いしようかな』と思えたのはあなたが素敵な笑顔で誘ってくださったから。子どもを5人育てあげ、やっと自分の時間が持てるようになったタイミングで、お化粧の悩みを相談できる人に出会えてうれしかったです」と書かれているではありませんか。

温かいお手紙に感動すると同時に、これからもお客さま一人ひとりのさまざまな契機やお悩みに寄り添って、きれいになるお手伝いをしていきたいと強く思いました。

語り手 A.S./BC(ビューティカウンセラー)
専門店所属 BC歴9年