メッセージ
私のFEEL YOUR BEAUTY
お客さまらしい生き方の発見に立ち会えたエピソード
32 「車椅子でご来店されたご夫婦」 溝口 陽子 ストア課所属 BC歴5年

ご主人が車椅子に乗った奥様を後ろから優しくゆっくり押して、お二人で化粧品コーナーを見てまわっているご夫婦がいらっしゃいました。
そっと「ご用をお伺いしましょうか」と声をお掛けしてみると、「今までずっと他の化粧品店で買っていたんだけど、病院から退院したらいつも行っていたお店が閉店していたので、これからどこで化粧品を買おうか迷いながら来たんです。」とのことでした。
そこで「私はカネボウ化粧品のビューティカウンセラーですが、よろしければ奥様の肌状態に合わせて、お化粧品選びをお任せいただけないでしょうか?」とお答えしました。するとご主人が「あなたの話を聞いて、納得できたら揃えてみましょう」と冗談まじりにおっしゃいました。
それならばと、私も気持ちを引き締め直して、お二人をカネボウカウンターにお誘いしました。

お話を伺うと、奥様はリウマチをはじめ色々なご病気で手足が少し不自由になり、上手に髪を洗ったり顔を洗うことができないということでした。でも、やはり女性としていつまでもキレイにしていたいので、くすみやシミをケアしたいということでした。
お気持ちにそえるよう、ビューティアナライザー21(カネボウ化粧品が開発した肌測定器)を使ってお肌の状態を測定し、お客さまの肌状態に合わせたお手入れをご紹介しました。
お客さまの手はあまり思うように動かないということでしたので、お手入れにストレスを感じないよう、クレンジング後には水洗いの代わりにスポンジチーフ(ふき取り用のスポンジ)でふき取る方法をご提案し、その後には化粧水の浸透を高める柔軟化粧水の使用をご紹介しました。するとご夫婦の表情がほぐれ、「これなら頑張っていけそう」とお二人で口を揃えて納得してくださいました。そして、ご紹介した化粧品をお買い求めくださり、「ありがとう」と笑顔で帰られました。

お客さまにはその後も「あなたの顔が見えたから今日も来ましたよ。」とご来店くださっています。
お客さまの肌がキレイになっていくお手伝いだけでなく、肌に対するコンプレックス、時にはお客さまの心も前向きに出来るこの仕事に誇りを感じました。そして、私自身もお客さまから元気や幸せ、充実感を与えていただいています。

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