

ある日、とても遠慮気味な声で「すみません・・・」とお客さまに声を掛けられました。
「お化粧の仕方を教えてください」と、とても不安そうにおっしゃいました。
その表情に、私も内心戸惑いましたが、お肌の状態を診させていただきながら、お客さまのお話に耳を傾けました。
お客さまは、「食品を扱うという職業柄、ほとんどメイクをすることなく40歳を迎えてしまい、今さら化粧方法も聞けず、ひとりで悩んでいた。」ということを切実にお話くださいました。どれだけの勇気をふりしぼりカネボウコーナーに来られ、私に声を掛けてくださったのかと思うと胸が一杯になり、このお客さまに絶対にキレイになっていただきたいという思いが強くわき上がりました。
まず、なぜ化粧下地がお客さまの肌に必要かということ、また使用方法・量などを、なるべくわかりやすくご説明していきました。
とても真剣に、興味深そうに商品を手に取りながら、熱心に覚えようとしてくださいました。メイクアップが仕上がっていくにつれ、最初の不安そうな表情が、明るい微笑みの表情に変わりました。
「これからも一緒に頑張りましょう。またいつでもお出掛けください!」とお伝えし、お客さまをお見送りしました。
それから2日後、嬉しいことにそのお客さまがまたご来店してくださいました。
先日、お客さまの肌状態をみて、もっとキレイになっていただきたいと思ってご紹介させていただいた化粧水をお買い求めに来てくださったのです。そして、今では、私が入店している日に定期的にご来店してくださる、お肌も表情も以前とは見違えるほどキレイになった、私の大切なお客さまです。
女性は誰もがキレイになりたい!もっとキレイになれる!と信じてカネボウのコーナーにいらっしゃってくださいます。これからも、お客さまとしっかり向き合い、お客さまのお話やご要望をよく伺い、お客さまに選んでいただけるビューティカウンセラーでありたいと思っています。