社会とのかかわり
環境への取り組み
レスポンシブル・ケア活動の推進

当社ではコンプライアンス、リスクマネジメント、情報セキュリティ、レスポンシブル・ケアに関する内部統制について、それを主管する部門が中心となり、機能部門毎に相互連携の下、日々の活動を推進しています。
その一つであるレスポンシブル・ケア推進は、「環境保全」「環境マネジメントシステム」「保安防災」「安全衛生」「物流安全」「製品安全」の各テーマについて、部門・事業場ごとの推進担当者が中心となり、具体的な取り組みを行なっています。

  • レスポンシブル・ケア活動の推進
レスポンシブル・ケア活動 推進組織体制
  • レスポンシブル・ケア活動のPDCAサイクル
年度活動推進のPDCAサイクル
  • 2010年度の(環境分野)重点目標と実績
重点推進課題 2010年度目標 2010年度実績 2011年度目標 中長期の目標
1.環境マネジメント推進 ・部門内活動の充実
・関係会社、海外生産拠点の活動強化
・目標の進捗管理の強化
達成 ・自己点検の定着により、部門内活動の充実と目標に対する進捗管理が徹底できました
・中国上海工場において、RC推進体制が確立できました
・海外生産拠点(中国)の環境データ集計システムの導入を完了しました
・部門事務局の充実と目標の進捗管理の徹底 花王グループの環境経営に連動したマネジメント推進
・CSR調達の自己評価の対象範囲の拡大 未達成 ・容器・包材のサプライサーによる自己評価は完了しましたが、原料サプライヤーへの範囲拡大が図れませんでした ・原料サプライヤーへの範囲を拡大
2.地球温暖化防止 ・総エネルギーの対前年絶対量1%削減 達成 ・対前年絶対量6.0%削減となりました ・温室効果ガスの排出量を対前年絶対量1%削減 政府及び花王グループの各種目標に準じて設定
・総CO2排出の対前年絶対量1%削減 達成 ・対前年絶対量9.5%削減となりました
3.廃棄物削減 ・物流部門の廃棄物管理体制の確立(委託先を広域契約に切替)
・廃棄物の全社委託量を前年比0.5%削減
達成 ・物流部門の廃棄物処理の委託先を広域契約に切替え、管理体制を確立しました
・全社総委託量を前年比17.2%削減 ※1
・廃棄物の全社総発生量を前年比2.5%削減
・廃棄物の再資源化率98%以上
※2
カネボウ化粧品グループ(国内)でゼロエミッション達成
※3
・グリーン購入の推進
※但し、紙製品の古紙配合率の表示問題を勘案し、数値目標は設定しておりません
達成 ・社内イントラによる「グリーン購入」の意識啓発
・ビューティカウンセラーの制服を資源循環し、グリーン購入対象としました
・グリーン購入の継続推進 グリーン商品の優先購買システムへの移行促進
4.化学物質の適正管理 ・化学物質管理委員会の活動開始
・PRTR物質移動量の削減(新5ヵ年計画の作成・遂行)
達成 ・化学物質管理委員会の活動を開始しました
・PRTRの5ヵ年計画を達成し、新5ヵ年計画を策定しました
・化学物質管理委員会の活動を充実
・化学物質のRA推進
SAICM(国際化学物質管理戦略)に沿って、化学物質の管理を実施
・商品開発業務フローへ環境適合設計の導入 達成 ・一部商品で環境適合性を評価し、レフィル(詰め替え)化を実現しました ・環境適合設計の推進
・対象商品(カテゴリー)の設定と商品開発へのビルドイン

※1: 委託処分先の休業と東日本大震災による影響で一時保管量が増加し、大幅な委託量削減となっている。

※2: 再資源化率とは、発生量に対する再資源化量の比率。

※3: ゼロエミッションとは「再資源化率99.5%以上」


  • 地球温暖化防止と廃棄物削減の事例
「環境に配慮した制服」
全国約7,000名のビューティカウンセラーの制服のリニューアルにあたり、貸与期間終了後の制服の処理については、化学原料などとして100%完全再利用する「ケミカルリサイクル」を新たに採用しました。これまで焼却の際に発生していたCO2をほとんど排出せず、処理後には灰も残らないというスキームにより、環境に配慮した制服貸与の運用を進めていきます。また制服の内側のタグには、財団法人日本環境協会認定の「エコマーク」を付けていきます。


店頭の販売ツールの工夫

省エネルギー、CO2と廃棄物の排出量削減を目指し、店頭の販売ツール (商品陳列棚)を改良することに取り組みました。


1. 可変式棚板の廃止による梱包縮小
陳列棚の高さを調整できるようにしたことで、コンパクトに運べるようになりました。さらに、テスター(試用見本)や商品を置くカセットを直接棚に設置できるようにしたことで、従来必要だった棚板も不要になりました。その結果、什器の梱包が小さくなり、段ボール量が減ることで配送トラック1台あたりの積載箱数が増え、配送効率アップすることでCO2排出量の削減につながりました。

<1台あたりの梱包サイズ>



2. 照明を蛍光管からLEDへ変更
従来の蛍光管に比べて、消費電力を約50%削減することで、CO2排出量 の削減にもつながりました。

3. パーツの共通化
パーツをその他の什器と共通化することにより、商品の入れ替え時にはテスター(試用見本)や収納するカセットパネルだけの変更対応となり、陳列棚を再利用することで、省資源につながりました。

  • 化学物質の適正管理の事例

化学物質管理委員会の活動開始

当社は化学物質の自主的な管理促進により、法規制を遵守し、環境保全上の問題を未然に防止することを目的に、2010年に化学物質管理委員会を設置し、活動を開始しました。

【化学物質管理の考え方】

  • 有害な物質は出来るだけ使用しない
  • 可能な限り削減・代替化を進める
  • 使用する場合は適正に管理する

【活動骨子】

  • 化学物質をハザードレベルに応じ禁止/削減/管理に区分
  • 化学物質管理諸規程の設定と遵守状況の確認
  • 具体的目標の設定

【具体的活動内容】

  • 化学物質規制の情報共有
    ・化学物質規制動向の情報収集を行い、事業への影響度を評価する体制を強化

  • 改正PRTR法への対応
    ・オンライン集計システムへの移行
    ・新5ヵ年計画の策定(2011~2015年)

  • MSDS新基準への対応
    ・新基準対応に向けた役割分担と新フォーマットの周知

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