社会とのかかわり
環境への取り組み
取り組みの概要(2010年度)
地球温暖化防止対策

生産・販売・物流の各拠点でのエネルギー消費の低減と温室効果ガスの削減に努めています。2010年度から全社省エネ委員会の活動を開始し、省エネルギー推進に努めました。特に、生産拠点における省エネ設備の積極的導入や販売拠点の統廃合、営業車の削減の効果が大きく寄与し、総エネルギー使用量は対前年比で6%程度、CO2の排出量は10%程度の削減を行いました。また、2009年、2010年のデータは、改正省エネ法の基準に従い、テナントビルの共有スペースの電力使用量も加味しました。

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大気・水質汚染防止

NOx、ばいじんに関しては、適正管理値内で推移。今後も適正な運転保全管理により現状維持に努めていきます。


河川への放流水に関しては、COD及び浮遊物質(SS)共に増加していますが、適正管理値内の良好な状態を維持しています。今後も、定期的な観測体制を維持し、水質汚染の予防に努めます。また、排水処理施設の適切な管理を維持し、下水道最終処分場への負荷低減にも努めていきます。

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廃棄物削減とリサイクル

当社では「埋め立て処分率0.5%以下」のゼロエミッションに取り組んできました。 生産拠点では、2005年度にこれを達成し、2007年度からは「廃棄物全般に対する埋め立て比率0.2%以下」と設定し、より厳しく基準を改めて取り組みました。結果的には99.8%と目標を達成しました。次年度以降も継続します。全社の2010年度の埋め立て比率は2.0%となり、最終埋め立て量は約80トンの大幅な削減となりました。
今後は、排出事業場の統合や分別強化は図られましたので、3Rの更なる推進により、総排出量の削減並びに、グループ会社としてのゼロエミッションの推進に取り組んでいきます。


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化学物質の管理

PRTR法の改正に伴い、対象化学物質は4種類となりました。中期の新5ヵ年計画においては、対象物質であるポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテルの更なる削減を掲げました。また、新対象物質に関しては、削減並びに代替えの検討に入ることにいたしました。また「2010年度の(環境分野)重点目標と実績」にも記載の通り、これまでの「化学物質連絡会」を発展的に解消し、化学物質の自主的な管理と法規制の遵守により、環境保全上の問題を未然に防止することを目的とした「化学物質管理委員会」を設置することで、内部統制機能の強化を図りました。


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推進部門における活動
  • 物流部門における取り組み

当社では、生産活動だけにとどまらす、輸送における環境負荷の低減にも取り組んでおり、輸送効率の向上や商品の輸送包装用ダンボールの省資源化など、さまざまな面から環境対策を進めています。 物流部門では主に下記3項目について取り組んでいます。

商品配送トラックの大型化、配送単位の大口化、花王グループの物流拠点への統合、他社との共同配送などの取り組みを行っております。
モーダルシフトによる鉄道輸送への切り替え推進、並びに航空機輸送の削減を行なっています。
物流面の環境負荷については、全拠点のトンキロ把握を実施しました。その結果総トンキロ数は、1,392万トンキロで大幅な削減となりました。

今後も計測を継続し、更なる削減で地球温暖化防止対策に貢献してまいります。


※2010年度は大幅な削減となりましたが、物流拠点の統合に伴い、一部の流通センターの荷扱い量をグループ内の花王ロジスティックス(株)の荷扱い量として計上とした関係で、相対的な削減となっています



  • 販売部門における取り組み

花王グループの環境安全データベースである「環知安システム」により、販売拠点における総エネルギー使用量、産業廃棄物の排出量、営業車両のCO2排出量の把握等の環境負荷の総量を把握することで、拠点毎に分析を行ない、具体的な環境負荷の低減対策に取り組んでいます。
販売部門では主に下記3項目について継続的に取り組んでいます。

営業車両に関する社内管理規則変更による車両台数の抑制及び営業車両の低燃費車への切り替え促進
車両維持管理の徹底(タイヤ空気圧等の3ヶ月毎メンテナンス点検により燃費維持管理)
廃棄物の分別強化

・事例: エコドライブの技術向上を目指して

国内販売拠点では、約1,200台の業務車両を運行管理しており、安全かつ省ネエ運転の実践に向けた取り組みを行ないました。各拠点の業務車両の使用者を対象に「安全運転講習会」を開催し、 安全意識の啓発と共に、エコドライブの技術向上に努めました。

事例: エコドライブの技術向上を目指して

  • マーケティング部門における取り組み

当社では、製品の機能性、デザイン性、安全性に加えて、環境負荷低減も重要な視点として商品開発、販売促進等 のマーケティング活動に取り組んでいます。


・事例: 省資源化

2011年3月に発売した「コフレドール シルキィラスティング ベースUV」は商品を固定する台座を削除し、プラスチック量を削減しました。従来はガラス容器を固定し、衝撃や傷から守る別体の台座が必要でしたが、容器を抑えるパーツが一体となった個箱を採用。1パーツカットすることで、プラスチック使用量の削減となりました。

事例: 省資源化

従来(左):商品を安定固定させる台座を使用
現在(右):商品を固定(抑える)パーツが一体となった個箱を採用

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環境会計

2005年度改定となった「環境会計2005年度版」ならびに花王グループ企業としてのグループ内規格に則り算定しています。

・経済効果は、廃棄物の増減と有価物の売却益等直接金額換算可能なものを集計しております。

・物量効果では、COD値以外は大幅に削減することができ、環境経営の定着が図られています。

・コスト面の投資としては、省エネ分野や水処理関係への重点投資を強め成果を挙げています。
経費面では、容器リサイクル法に基づくリサイクル分担金を会計に含め大幅増加となりました。


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その他

PCB:

該当するトランス・コンデンサー・蛍光灯安定器はすべて適法に保管・登録し、2005年度には「日本環境安全事業(株)」に処分依頼の事前登録を完了しています。
また、微量混入のトランスに関しては、使用中のものまで調査を拡大し、登録と共に環境債務会計への計上を行なっております。


アスベスト:

指針に従い全事業場の施設点検を行い、4事業場において存在を確認しました。
飛散可能性のある4事業場に関しては、全ての除去・封じ込み処理を完了しております。
また、封じ込め実施済み対象事業場に関しては、除却費用を環境債務会計に計上しました。


PRTR:

法改正に伴い、対象物質が1物質から4物質に増加。今後とも削減に向け努力していきます。

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2010年度版「環境への取り組み」における記載上の変更

2009年度版「環境への取組み」中の環境データ記載における従来基準からの変更点は下記の通りです。

過去データの内、データに記載ミスがあったものは朱記にて修正しております。
基準や掲載の方法を変えたものについては各データコメント欄に記載しております。
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